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ケーススタディ 相談・貸付事例②

70歳代男性(同居の娘:40歳代)のケース
・債務状況:消費者金融から2人合わせて196万円の借入れ(月7万円返済)。

・借金の理由:元妻の葬儀費用、病気治療代など。しばらく生活保護を受けていたが、年金の受給年齢に達し、年金か生活保護受給のどちらかを選択するようにいわれ、年金を選択した。

・現在の状況:年金は男性本人が月10万円、娘は障害者年金が月6.6万円(合計16.6万円)。ガスは供給停止、食費はツケ買い、相談に来るバス代もないという状況下、グリーンコープ生活相談室の相談員が家庭を訪問して面談。借金返済がなくなれば、生活はなんとか成り立つ状況であった。

・解決方針:取引履歴が10年以上あり、借金の減額が見込まれる。利息の引直し計算後、任意整理、自己破産のどちらにするかを判断する。司法書士が受任し、整理費用は法テラスに持込みとなった。

・結果:司法書士の受任と同時に借金返済はすぐ止まるが、当面の生活資金がまったくなく、生活できないので貸付が必要。福岡県との協働事業が始まる直前であり、かつ組合員ではないため貸付ができず、相談員が間に立って親族と相談し当面の生活資金5万円を準備してもらった。


30歳代女性(子供3人:小6、小2、5歳)のケース
・債務状況:現在はなし。過去、DVの夫のため債務を背負うことに。離婚後、250万円の債務を抱え自己破産。その後、免責がおりる。

・現在の状況:DVの夫と離婚し、子供3人と母子寮に住んで丸3年が経過。自立の必要性を感じ、長男の中学進学にあわせ実家の近くへの転居を予定。転居費用と長男の中学入学費用が必要だが、現状で貸してくれるところはないとのことであった。

・結果:母子家庭貸付を検討したものの、連帯保証人が必要なほか、要件となる収入基準に届かず、利用は無理とのことであった。そこで、グリーンコープで、移転費用、入学費用、当面の生活費として30万円の貸付をシミュレーションした。連帯保証人については、実母からは断られたが、根気よく兄弟にお願いし弟が了解。30万円の貸付を実行した。